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少子化・核家族化・一人っ子が社会現象として当然のごとく進み、また近隣関係が希薄化する中、両親の子育ては、負担感が大きく、また孤立感を深めやすくなってきている。 一方で、政府の施策としても、少子高齢化を食い止めることは、医療費・年金の負担を食い止める意味でも非常に重要だ。しかし、保育士を取り巻く環境は決してHAPPY・HAPPYしたものではなく、子育て支援という得がたいやりがいと表裏一体で、過多なストレスが造成される可能性がある。
従来のわが国の子育ては、必ずしも家族だけが担ってきたわけではない。地縁や血縁による人間関係のなかで子育てを協力して行ってきたと言えるだろう。例を挙げれば「宮参りや誕生祝、七五三などの祝いごとは、家族が子の成長を喜ぶだけでなく、周囲の大人たちが子どもの成長を祝うと共に、地域の子どもとして承認し、村の協力によってその子を一人前に育てていくという社会的な結合をつくる機会となっていた。 地域共同体が崩壊し、子育ての社会的な結合が失われてしまった現在、新しい仕組みを模索しながらも、保育所というコミュニティーにかかる社会の期待は膨れあがる一方だ。 また少子化対策と併せて、国家レベルの取り組みが進められ、平成15(2003)年には、次世代育成支援対策推進法が成立した。一方、子育て支援社会の構築を目指した施策の展開においては、保育所が地域の子育てセンターとして機能していくことが求められていると言えるだろう。 家庭で子育てに専念している親たちの多くが、育児の負担感や孤立感を深めているといえ、そうした孤立感が保育士への過度な期待と変わる。
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保育士もいろいろな職業病を抱えている。一番分かりやすいところでは、腰痛だ。幼児といえども、毎日大きくなっている。何人か抱える場合もあり、体の小さい女性保育士には相当負担だそうだ。いろいろな力仕事が保育現場では発生し、このあたりで男性保育士が一定数求められている根拠ともなっている。また男性保育士といえば、最近では防犯の観点からも各保育所に1名は配置しておきたいというのが、多くの保育所の本音だそうだ。ただし、世帯を背負う男性保育士に十分な報酬を払うのはなかなか困難なのが現状だ。 肉体的な悩みも大きいが、やはり最近は保護者対応にストレスを感じて、保育現場から去っていく人も残念ながら多い。先ほど述べたとおり、多大な期待を背負って保育所にやってきて、保育所に通所させればすべての悩みが解決するような気持ちでいる。また一人っ子がほとんどだから、子に注ぐ親の愛情は非常に深く、それが時と場合によって、バカ親に変身してしまう下地となっている。 また子どもが好きで保育士になったにも関わらず、職業にするといろいろと嫌な面が見えてしまうのもひとつの職業病と言えるだろう。
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