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東京海洋大学の成り立ち

 東京海洋大学といってもなかなかぴんとこない方も多いかもしれませんね。2003年、大日本水産会水産伝習所を母体とする東京水産大学と、三菱商船大学を母体とする東京商船大学が統合され、設立されたものです。
 東京海洋大学は、日本で唯一の、海洋に関する学問を総合的・専門的に教育研究する大学です。キャンパスは品川と、越中島とに分かれており、それぞれ「海洋科学部」と「海洋工学部」を設置し、日夜研究に勤しんでいます。

島国日本における海洋の可能性

 世界でも特異な文化・伝統を継承する日本。その固有の価値観形成には、四方を海で囲まれていて、国境を陸地で接していなかったことがひとつ大きな要因として挙げられます。また海は日本に多くの資源をもたらしてくれました。
 近年は中国やインドなど新興国の急速な台頭、また欧米などにおける健康志向の流れから、魚を中心とした日本食にスポットライトがあたり、水資源の価格が世界的に急騰しており、乱獲の問題も深刻です。
 海洋科学部では、まだまだ謎に包まれている海洋にまつわるさまざまな問題を分析し、未来への提言を行っています。21世紀の最重要課題である「資源と環境」を海洋からの視点で考え、人類に貢献できる教育と研究を行っています。具体的には「海洋を含めた水圏環境の保全」と「海洋生物資源の持続的で有効な利用」を目標として学びます。

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東京海洋大学の主な就職先

 海洋にかかわる学問を研究するために、就職先は非常に多岐に及びます。世界の裏側まで足を運び、水産資源を買い付ける総合商社、また東洋水産、マルハなどの缶詰などを中心とした食品メーカー。グローバル化の中で、世界的にものの動きが加速し、船便の重要性がますます増しています。そんな船便が目的地に予定通りに貨物を届けるためには、気象や海流に関する深い洞察力が不可欠です。日本郵船や商船三井などへの就職もこうした観点からでしょう。
 就職支援においては、専任の職員を配置し、進学指導、就職支援を行っています。また、就職ガイダンスや企業の採用担当者を招待し、学内企業セミナーなどを年間100回程度実施し、最新の企業情報の入手や人事担当者との面談を受けることができます。
 企業への就職を希望する学生には会社説明会や模擬面接等を行い、公務員、教員を目指す学生には受験説明会を実施しています。
 各学部でも、ゼミナール担当教員や就職担当教員が、就職の斡旋など就職活動に対する支援を行っています。

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